2025/10/20
就労継続支援B型事業所であるみつば工房が運営するドライフラワー専門店 MITSUBAKOBOさんは、この度、活動開始から今年で5年目という節目を迎えられています。
活動5年目という節目を迎えたMITSUBAKOBOさんの想いを、もっと多くの方にお届けしたい。
そこで、medeluは今回の販売を機に、MITSUBAKOBOさんにご協力いただき、その活動の裏側と製品への熱い想いを深掘りしました。
MITSUBAKOBOの活動を支えてきた中心の商品は、発売当初から愛され続けている「ボタニカルキャンドルランタン」です。
この定番ランタンは、利用者さん一人ひとりの手によって日々丁寧な改良が重ねられ、進化を続けてきました。すべてのランタンに込められているのは、利用者さんの繊細なこだわりと、熱い想いです。
本日は、5年という道のりに感謝を込めて、この愛され続ける定番ランタンの魅力と、作り手の想いをたっぷりとお届けします。
MITSUBAKOBOさんのランタンは、発色や質の良い自家製ドライフラワーを、国産無添加ワックスに閉じ込めています。
四季折々の花を使用しているため、ランタンを飾るだけで季節の訪れを感じさせてくれることも大きな魅力の一つです。
灯りを点けると、温かな光と共に花びらが幻想的に透け、ふんわりと周りを照らします。花言葉に込めた想いも浮かび上がるようです。
魅力は美しさだけでなく、その安全性と利便性にもあります。
火を使わず安全なLEDライトを使用しています。 ドライフラワーを閉じ込めるワックスも国産無添加のため、お子様のいるご家庭でも安心です。
タイマー式を採用しており、自動で点灯・消灯を繰り返します。消し忘れの心配がなく、毎日オン・オフする手間もありません。
ご自宅のインテリアはもちろん、大切な方へのプレゼントやイベントの装飾など、あらゆるシーンで暮らしを彩る灯りとして愛されています。
ランタンづくりは、繊細さと集中力が求められる作業です。
Mさんは、中でも「ロウの温度管理」に特に気を配っていると語ります。
「ロウを流し込む作業は、ロウの温度管理が難しいなと感じます。熱しているとき、温度が上がりすぎないように気をつけて作業しています。また、どの角度から見ても綺麗だと思ってもらえるように、常に意識して作っています。」
この妥協のない姿勢が、MITSUBAKOBOのランタンの品質を支えています。さらに、お客様の手元に良い状態でお届けするための努力も欠かしません。
「梱包作業はだいぶ慣れてきて、楽しくやっています。ランタンをクリアケースに入れるときも、ケースに当たらないよう注意して丁寧に。帯を巻くときも外れないようにしっかり補強することを、いつも心がけています。」
作り手のMさんは、ご自身もランタンの愛用者です。
「家では、あじさいのランタンを飾って、毎日夜寝る時に使っています。自分は真っ暗だと怖くて寝られなくて、でも明るすぎると眩しくて寝れないんです(笑)。ランタンはそれがちょうど良くって、本当に癒される灯りです。」
作り手自身が愛し、日常に取り入れているからこそ、このランタンは多くの人の心を温めることができるのだと感じています。
Mさんの想いは、medeluがボタニカルキャンドルランタンを応援したくなる理由そのものです。
MITSUBAKOBOさんの『ボタニカルキャンドルランタン』は、活動の中心となるアイテムです。
製作工程の多くに利用者さんが関わっており、ランタンを通じて、様々な個性や能力を持つ利用者さんが活躍できる協力体制を築いています。
この製品の品質を支えているのは、利用者さんそれぞれの「得意」を活かした取り組み、そして、ランタンの美しい花々が持つ力です。
MITSUBAKOBOさんは、「外での作業が難しい」「集団での作業に不安がある」といった個別の事情を抱える方でも、安心して製作に関われるよう、様々な働き方を導入しています。色鮮やかな花々に触れ、その美しさを製品に閉じ込める作業は、利用者さん自身の心を癒し、前向きな気持ちを育んでいます。
「自分にもできる」という自信は、働く喜びとなり、それがランタンの持つ温かい灯りに繋がっているのです。 medeluは、このMITSUBAKOBOさんの努力と想いが詰まったランタンを、もっと多くの方に知っていただきたいと強く願っています。
暮らしに優しい光を届ける活動を続けるために、ぜひ皆様の応援をよろしくお願いいたします。
次回は、新ライン「Flower Garden」誕生秘話と、挑戦するMITSUBAKOBOさんの活動についてお届けします!