2026/11/06
こんにちは!medeluのばしこです。
みなさんは、「フラワーロス」という言葉をご存じですか?
実は、生産者さんが手塩にかけて大切に育てていても、ほんの少し茎が曲がっていたり小さな傷があるだけで、流通の規格から外れてその姿を見られることなく役目を終えてしまうお花があります。
けれど本来、花には一輪一輪それぞれの表情や個性があります。
まっすぐに伸びたもの、少し曲がったもの、大きく咲いたもの、小ぶりに咲いたもの。自然の中で育つからこそ、どれひとつとして同じ形はありません。
一般的な流通規格では評価されにくい花の中にも、十分に美しく、愛でていただける花がたくさんあります。
人間がつくった規格という基準だけで価値を決めるのではなく、それぞれの花が持つ個性にも目を向けたいと考えこの企画をスタートしました。
バラというと、「特別な日の贈り物」「どこか格式高い花」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。ですが、今回届いたバラは、そうした敷居の高さをふっと和らげてくれるような、生き生きとした表情や愛おしい個性を持っています。
いつもの花とは少し違う表情や、その違いも含めて楽しんでいただきたいという想いを込めて、スタッフ自身もその魅力を確かめるべく自宅に届けてもらいました!
バラ農家さんの愛情がたっぷり詰まった、バラのある暮らしを体験レポートでお届けします♪
配送は手渡しにて、配達員さんからお花の段ボールを受け取りました。
手に取った瞬間、ズシリとした重みを感じます。
普段の定期便とは異なり「早く開けてお水に生けてあげなきゃ!」という、どこかワクワクするような心地よい緊張感が湧いてきました。
テープを剥がし、箱を開けた瞬間——
「おぉ……!」
思わず声が出てしまうほどの、圧巻のバラのボリューム。
多少押し合って届いた箇所もありましたが、素人目には違いが分からないほど、瑞々しく立派なバラたちが詰まっていました。
外側のスリーブをそっと外すと、お部屋の中にふわっと甘く華やかなバラの香りが漂います。香りのある品種も混ざっていて、一瞬で心が満たされるのを感じました。
実際に生ける中で、普段の定期便とは少し違う「お手入れのコツ」があったのでご紹介します。
1. 保湿材をすっきり洗う
届いたバラの根元には、お花を守るための白い保湿材がついています。
普段、私はポスト投函のお花を普段受け取っているので、一瞬「どう流そう?」と戸惑いましたが、お水やぬるま湯をあてながら手で優しく洗うと、すっきりと綺麗に落とせました。
2. トゲと葉っぱはパキッとすっきり!
バラにはトゲが残っています。手元を傷つけないよう、少し注意しながら扱ってくださいね。
大きめのトゲは指の腹で横に少し力をかけると「パキッ」と気持ちよく簡単に取ることができます。水に浸かる部分の葉っぱと大きめのトゲを取り除いておくと、お水が傷みにくく長持ちします。
※茎の根元などに小さなトゲが残っている場合があります。こちらは小さくてパキッと取れないことがあるため、お手入れや生け込みの際は手元にご注意ください。
3. 外側の花びらや傷について
バラのつぼみを包む一番外側の花びらには、「内側の繊細な花弁を摩擦や衝撃から守る」という大切な役割があります。そのためmedeluでは、輸送中の擦れからお花を守るために、あえて一番外側の花びらを摘み取らずに残した状態でお届けしています。
また、今回のバラは生産者さんのハウスで太陽をめいっぱい浴びて育った茎の曲がりや、もともとの小さな小傷などが含まれています。
外側の傷みが気になる花びらは、指で優しく取り除いてあげると、中から綺麗なお顔が出てきますよ。
いざ飾ろうとすると、お花ひとつひとつの存在感と全体のボリュームがすごくて、「どの花瓶に飾ろう?」としばらく悩んでしまいました。
いろいろ試して見つけた、おすすめの飾り方です。
お気に入りの花瓶にまとめて生ける
一連のボリュームを受け止めてくれる底のしっかりした花瓶(ピッチャータイプなど)にまとめて生けると、圧倒的な華やかさになります。
色ごとに分けてお部屋のいろんな場所に置く

届くバラはカラフルで一期一会。もし「一気にお部屋に置くと主張が強いかも」と感じたら、色ごとに花瓶を分けて小さめのベースに小分けにするのもおすすめ。リビング、玄関、デスク…と、家中でバラの彩りを楽しめます。

「こんなに綺麗なのに、なぜ基準から外れるの?」
実は、首がほんの少し曲がっているのは「太陽に向かってめいっぱい光を浴びた証」。
少し輪が大きかったり不揃いだったりするのは、「農家さんのハウスで力強くのびのび育った姿」なのです。
流通規格からは外れてしまっても、手塩にかけて育てられた命のパワーや美しさは何ひとつ変わりません。
むしろ、伸び伸びと育った証は個性を大切に成長できた、とても愛おしい姿と感じられます。

生けた翌朝、リビングに向かうと、バラの花びらがふわっと綺麗に開き始めていました。昨日届いたときよりも一回り大きく咲き誇る姿を見て、満足感と愛着がさらに高まります。
普段はバラを部屋に飾る機会がそんなに多くないからこそ、「バラの変化って、こんなにふわっと大きく広がるんだ…!」と新鮮な感動がありました。お部屋が一気に豪華で華やかな空間に変わっていくのもワクワクします。
手塩にかけて育ててくれた生産者さんへ「素敵なバラをありがとう」と感謝を伝えたい気持ちになると同時に、こうして規格外というきっかけがあったからこそ、廃棄されるはずだったお花を余すことなく愛でることができる。
そのこと自体がとても嬉しく、心地よい体験だと実感しました。

たっぷり生けて飾ったあとも、バラの楽しみ方はまだまだ終わりません。
見頃を少し過ぎたら、風通しの良い場所に吊るしてドライフラワーに仕上げてみるのもおすすめ。時間をかけて渋みを増していく姿もアンティークな魅力があります。
また、外側の少し痛んできた花びらをゆっくり優しく外してあげると、内側の綺麗な花弁が顔を出し、再びきゅっと引き締まった綺麗な姿を楽しめます。外した花びらは捨てずにドライフラワーとして乾いたら、小皿やガラス瓶に広げお好みのアロマオイルを垂らしてポプリとして飾れば、お部屋に優しい香りが広がります。
生花として楽しむ時間から、ドライフラワーやポプリへ姿を変えていく時間まで。
たっぷりのお花が手元にあるからこそ叶う、最後の一片まで慈しむ「バラのある暮らし」をぜひ体験してみてください。
※ご購入前にご確認ください
・茎の曲がりや小傷、長さ・輪の大きさにばらつきがあるお花のため、特別価格でお届けしております。ご鑑賞いただく上で極端に傷みが早いことはございませんが、通常のお花とは状態が異なることをあらかじめご了承ください。
・ギフトには向いておりません。ぜひご自宅用としてお楽しみください。
・バラの種類や色の組み合わせは届いてからのお楽しみとなります。
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