芍薬生産者さんを訪ねて Vol.2

2024/05/10

福岡県宮若市にある芍薬生産者の岩見さんをお伺いしてきました。

今年はご主人の怪我でほぼ出荷できない状態になっていた状況にも関わらず、私たちの訪問を歓迎してくれました。

改めて感謝申し上げます、ありがとうございます。

美しい芍薬を咲かせるために

芍薬は一本のお花を咲かせるためにたくさんのエネルギーを使います。

「一番花」てご存じですか?
名前の通り、一番最初に咲く花になります。
この一番花の蕾は、一輪の美しい芍薬を咲かせる為に、生産過程では切らなくてはなりません。

一輪の芍薬が育つまでにはたくさんの蕾がいたことを、花を愛でる時に思い出したいと思いました。

岩見さんは、生産過程で切り落としてしまう蕾をお友達に配っているそうです。
蕾はお皿の上で最後まで愛でます。

きれいに咲く芍薬を見てお友達から「ありがとう」と言われると、とても嬉しいと話してくれました。

最初から最後まで愛でて、ありがとうを届けたい

生産者の岩見さんが私たちに芍薬を切って渡してくれたように、わたしたちが芍薬の魅力を伝え、花を愛でる人達に人の温かさと一緒に芍薬を届けていきたいと思っています。

今回、一輪の芍薬が作られるまでの生産過程や産地の過酷さ、 たくさんの想いや苦労を乗り越えられて届けられていることを知りました。

生産者さんは自分が愛情こめて育てられた芍薬が、お花が届いたあとにどのように飾られ、どのような感動が暮らしの中で届いているかを知りません。

そこでわたしたちは「芍薬の魅力を知ってもらい、花を愛でる人たちの声を生産者さんに届けたい!」と想い、今回キャンペーンを行うことにしました。

芍薬は未来に向けて少しづつ成長しています。
花が与えてくれる感動によって、花を愛でるひとと、花を育てるひとの想いをつなぐことができ、花に携わる人たちのつながりが少しでも前に進めたら嬉しいです。

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