2026/07/30
みなさん、こんにちは。medeluのばしこです。
7月末になり猛暑が続くこの季節、冷房の効いたお部屋で過ごす時間も増えてきたのではないでしょうか。
そんな暑い日こそ、お部屋で涼みながら自分の「好き」と向き合う、心豊かな花時間を楽しんでいただきたいなと思います。
さて今回は、medeluのエンジニアであり、ちいさなかわいいお花好きでもある りんさんに、お花が好きだからこそ生まれた3Dプリンターを使ったものづくりの裏側、そしてそこから見えてきた「自分らしい生き方」についてたっぷりお話を伺いました。
実は、みなさんが普段目にするmedeluの旬のお花画像(写真撮影)も、りんさんが手がけてくださっているんですよ🌸
ここでは、ばしことりんの対話形式の記事でお届けします。 暑い日が続きますが、冷たいお茶と一緒にぜひゆっくり読んでいただけたら嬉しいです。

ばしこ: りんさんが一番最初に花瓶を自分で作ろうと思ったきっかけは何だったんですか?
りん: そうですね。花のある暮らしを始めて、いろんな花瓶を見るようになったんですけど、なかなか自分の中で「ワクワクするような花瓶」に出会えなかったのが大きいです。
ばしこ: ワクワクする花瓶ですか。
りん: 市販されているものはどうしても似たような形のものが多くて。
そんな時にふと、動物などの形をしたところに花がポンっと咲いたら可愛いんじゃないかなと思いついたんです。
ばしこ: それで最初に作られたのが、あのクジラの花瓶だったんですね。
りん: そうなんです。妻がクジラ好きなので♪
好きな人のためのものを形にするのは楽しいなと思って作ってみたら、意外といい感じにできたんです。
ばしこ: りんさんの作るものには、どこか温かみがありますよね。
りん: おそらく、以前学童保育の職員をしていた経験も影響していると思います。ただの無機質な物というより、見た時に物語が始まるようなものが好きなんです。
花の周りにそういう物語が生まれるものが増えると、暮らしがもっと豊かになる気がしたんです。
子供たちといろんなものが顔に見える「顔探し」をして遊んでいたのも影響しているかもしれません。
コンセントとかも顔に見えるねとこどもたちと探したりして、そういうかわいさが好きです。

ばしこ: 3Dプリンターを使いながらも、表現されているのは丸っこい感じや柔らかい色といった感じが、りんさんらしいですね。
りん: 3Dプリンターの楽しさは、一度形にしてみることで「もっとこうしたい」という自分の欲求に改めて向き合えることだと思っています。
ばしこ: 花を飾るとき、ちゃんとした花瓶にかざらなきゃと構えてしまう人も多そうですが、ものづくりのコツはありますか?
りん: クオリティや誰かの評価は気にせず、まずは自分の気持ち、やりたいことを出してみることです。
鼻歌を歌うくらいの気軽さでアウトプットを繰り返すと、自分の「好き」という軸がどんどん見えてきて、物づくりがもっと楽しくなりますよ♪

ばしこ: 物づくりに興味はあっても「自分にはセンスがないから……」と一歩踏み出せない人に、何かアドバイスはありますか?
りん: こどもの頃は、みんな自由に絵を描いて楽しんでいましたよね。
大人になるにつれてできないと思い込まされているだけで、本当はみんな楽しむ力を持っているんです。
特別な道具がなくても、空き瓶を使ってみたり、理想の形を一度絵に描いてみたりするだけでも立派な一歩です。
ばしこ: そうですよね。花のある暮らしも、同じような気軽さで楽しんでほしいですね。
りん: そうですね。正解なんてないんです。
心地よい時間や空間を自分で選んで用意することや、「あ、これ好き♪」というのを気づけることが、自分にとっての大切なことだと思います。
ばしこ: 日常のちいさな自分の好きを大切にすることが、自分らしい生き方に繋がっていくんですね。
りん: 自分のちいさな好きを「どうでもいいこと」にせず、大事なものとして扱うことってとても大切だと思います。
その積み重ねが、どんな時でも自分の感じたことを大切にできる、自由な生き方に繋がると信じています。
既製品から選ぶ楽しさもいいですが、自分の嬉しい時間を作るための選択肢として、自ら手を加える楽しさを知ってもらえたら嬉しいですね♪
ばしこ: お話を伺っていると、りんさんにとっての「つくる」は、必ずしもゼロから何かを生み出すことだけではないんですね。
りん: そうですね。何もないところから作るというより、今あるものをベースにして、そこに少しだけ自分の「好き」を足してみるという、そんな感覚なんです♪
例えばmedeluのロゴを使って一輪挿しを制作したものも、すでにあるmedeluのロゴの中から面白い一面を探したいという思いから始まりました。
ばしこ: ファッションを自分らしく着崩すみたいな感覚に似てますね。
りん: そうですね。
服やアクセサリーを楽しむように、自分の身の回りのものは心地よくしていきたいじゃないですか。
それはお花に対しても同じで、お花さんも生きているからこそ、その子が一番心地よくいられるように環境を整えてあげたいなと考えていて、そんなコーディネートのような楽しみ方を大切にしています。
ばしこ: こう飾らなきゃいけないんじゃないか。という正解を求めがちな花ですが、改めてもっと自由でいいんですね~!
りん: medeluは「正解」を伝える場所ではなく、まずは自分が楽しみ、そして周りも楽しむ場所でありたいと思っています。
私の中で何より大切なのは、「自分側」に意識を向けることです。
その第一歩として、まずは目の前にひとつ花がある。そこから自分がどう感じるか、どう楽しむかを大切にするだけで、暮らしの景色はもっと自由に、自分らしく変わっていくと思ってます♪
自分の好きにまっすぐ向き合い、まるで実験をするかのように日々新しい楽しみ方を探求しているりんさん。その感性は、私たちスタッフにとってもたくさんのワクワクを与えてくれます。
こんな楽しみ方もあるんだ!という小さな発見が、みなさんの毎日に新しい彩りを添えるきっかけになりますように。