2026/09/24

「well-blooming project」(ウェルブルーミング プロジェクト)は、花と花を取り巻く環境を未来へつないでいくために、花に携わるあらゆる業種(小売店、卸売市場、資材メーカー、生産地、種苗会社、輸入商社など)が参加して取り組む花業界のSDGs活動です。
その中で、「減らそう 使い捨てラッピング」をスローガンとして年に1回集中して取り組むのが、「10days challenge」、略して「10チャレ」。
medeluもこのチャレンジに参加します!
慣例として10月10日から10日間行われる「10チャレ」ですが、medeluでは10月13日〜18日の定期便お届け期間中に実施いたします。
この期間中は、みなさまの元へお届けしている定期便の資材の一部をサステナブルな素材へ変更するほか、環境に配慮した方法で仕入れたお花を採用し、お花の未来を守る活動を進めていきます。
お手元に届いた際は、ぜひいつもの定期便との違いにも注目してみてくださいね。
昨今の地球温暖化で、お花にもさまざまな影響が出始めています。
一番身近なものでいえば、春のサクラ。
昔と今とでは、サクラの咲き方が変わってきたように感じませんか?
夏の間に作られるサクラの花芽は、寒い冬の時期に「休眠」に入ります。
その後、一定期間、厳しい寒さにさらされると低温刺激によって休眠から目覚め、春に温かくなってくることで徐々に開花していきます。
ところが、最近の気候変動で寒冷地では気温の上昇時期が早まり、サクラの開花日が年々早まっています。
一方で、温暖な地域では、冬に気温が下がり切らず、「低温刺激」が充分に行われないため、逆に開花が遅れているのです。
将来的には開花自体起きなくなるかもしれないと言われています。
私たちは身近なお花たちを愛でることで、心が穏やかになったり、懸命に咲く花姿を見ることで元気をもらったり、お花の恵みをたくさん感じてきました。
こんな素敵なお花たちが、未来でもずっと健やかな姿であってほしい。
未来の人たちにも、何の憂いもなくお花を楽しめる環境を残していきたい。
medeluユーザーのみなさまも、私たちの10チャレをきっかけに、お花の未来や環境について考える時間をもっていただければうれしいです。
詳しい10チャレの内容は、毎週木曜日にお届けしているメルマガ「flowers new day」や、この読みものの中で順次ご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
🌏「well-blooming project」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください
well-blooming project 公式note
⇒ 「花業界だからこそ考えたい環境のこと|花の未来と環境アクション」
⇒ 「お花とウェルビーイングのいい関係〜#ビタミンFのヒミツ」
(2026/9/24公開)

お部屋に飾ると心をほっと和ませてくれるお花たち。
実は、産地で大切に育てられたお花がみなさまのお手元に届くまでの「旅の途中」で、少なからずCO₂(二酸化炭素)が発生していることをご存知でしょうか。
お花の未来を守る「10チャレ」の取り組みとして、今回はお花の仕入れとCO₂(温室効果ガス)削減についてお話しします。
medeluの配送センターは福岡県にあり、そこから全国へお花の定期便を届けています。
定期便で使用しているお花は、主に「福岡花市場」と「大阪花市場」から仕入れています。
特に大阪花市場は西日本最大規模を誇り、国内だけでなく海外からもお花が集まる一大拠点です。
大阪から福岡の配送センターまで片道約650㎞。
車でおよそ7〜8時間もかかる、大変な道のりです。
実は、大阪花市場に集まるお花の中には、配送センターがある福岡県で生産されたものもたくさん含まれています。
そのため、時には福岡で育ったお花を、大阪の市場経由で購入することもあるのです。
福岡から大阪へ行き、また福岡へ戻ってくる。
その移動距離は、なんと倍の約1,300km!
「そんなに遠回りをしていたの?!」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。
「市場を通して花を売る」という従来からのスタイルは、市場に集まる数多くの取引先と一度にやりとりができるため、たくさんのお花を売りたい生産者さんにとってはベストな方法。
市場には各地から集まるお花のクオリティを均一に保ったり、適正な価格で取引をしたりという、お花の世界になくてはならない大切な役割があります。
ですが、お花の輸送に関して、運賃・燃料・梱包資材などのコストがかかり、時間の経過とともにお花の鮮度が落ちていくという面で課題がありました。
しかも主な輸送手段はトラックのため、お金や鮮度だけでなく、その分余計なCO₂を排出してしまっているという環境面での重大な問題もありました。
「地球環境を守りながら、もっと新鮮なお花をお届けすることはできないだろうか?」
この課題を解決するために、今年の7月から環境負荷を減らすための新たな挑戦として「産地直送仕入れ」の仕組みを本格スタートしました!
「産地直送仕入れ」とは、市場にはお花の「情報」だけを提出して、お花自体は市場を経由せずに、生産者さんからダイレクトにmedeluの配送センターまでお花を届けてもらう新しい仕組みのことです。
この仕組みによって、嬉しい変化が生まれています。
CO₂の大幅削減|移動距離のショートカット
輸送距離を最小限に抑えることで、トラックから排出されるCO₂をぐっと削減できます。
資材削減|リユースバケツの活用
輸送時に使う資材も最低限(お花を水に浸けておく再利用可能なバケツのみ)となり、使い捨て資材を減らせます。
圧倒的な鮮度|ギリギリまで畑で育てる
市場へ納品する時間を省ける分、畑でギリギリまで収穫のタイミングを遅らせることができます。その結果、これまで以上に高い鮮度のまま定期便として発送できるようになりました。
7月の読みもの記事でご紹介した「コスモファーム野口」さんとの取り組みから始まったこの仕入れ方法。今回の「10チャレ」でも、コスモファーム野口さんのお花をたくさんお届けいたします。
さらに今回は、過去に産地訪問記事でご紹介させていただいた「稲富バラ園」さん、「楢原バラ園」さん、そして「秋山花園」さんにもご協力いただくことができました!
生産者さんの情熱とこだわりがたっぷり詰まったお花たちが、みずみずしい採れたての鮮度のまま、みなさまのお手元へ届きます。
お手元にお花が届いたときは、ぜひ「このお花はどんな旅をして届いたのかな?」と、お花のバックストーリーにも想いを馳せていただけたら嬉しいです。
🏵️ 産直仕入れや10チャレで使用するお花の生産者さんについて、詳しく知りたい方はこちら
【産直仕入れ/コスモファーム野口さん】 「コスモファーム野口|お花のみずみずしさを余さずお届けする新しい取り組み」
【稲富バラ園さん】 「バラと向き合い、最後まで咲き続ける美しいバラを作るという信念がある生産者」
【楢原バラ園さん】 「バラ農家 楢原さんに伝統と未来を添えて」
【秋山花園さん】 「秋山花園 秋山洋三さんを訪ねて」
(2026/10/1公開)

いよいよ来週(10月13日〜18日)から10チャレが始まります!
10チャレ期間中は、お花を包むスリーブ(透明フィルム)を植物由来の特別仕様へと変更してお届けします。
また、普段使用している保水材も、実は、成分の99%が食物繊維でできた環境に優しい素材でできていました。
今回は、お手元に届いた定期便を開ける際にぜひ注目していただきたい花エコ資材についてご紹介します。
お花を包むスリーブ(透明フィルム)。
通気性を維持しながら、配送中に揺れて箱に擦れてしまったり、お花同士で傷つけあってしまうことを防ぐ大切な役割を果たしています。
今回の10チャレ期間中は、ベルグリーンワイズ社製の「オーラパック バイオフレッシュ」を使用します!
生鮮食品やお花の鮮度を維持する包装資材のプロが開発した「オーラパック」は、お花に含まれる水分に働きかけて、摘みたてのみずみずしさを長く保ってくれる優れもの。
その中でも「バイオフレッシュ」は、植物由来のポリ乳酸(PLA)を主原料とした生分解性フィルムで作られています。
PLAは、主にトウモロコシやサトウキビなどのでんぷんが原料となっており、石油由来ではないため、燃やしても環境負荷が少ない地球に優しい素材です。
※通常のプラスチック資源ゴミではなく、お住まいの自治体のルールに従って可燃ごみとして出していただけます。
一般的に、お花屋さんなどで販売されるブーケの保水には、茎先に水を吸わせたペーパーを巻き付ける、水が入った袋や専用容器に差すといった方法があります。
液体の水の代わりにジェルを使うこともあります。
medeluでは、ブーケタイプのお花の保水には、普段から「パレス化学 切花保水材 花の恵」を採用しています。
袋の中を見てみると、水気を含んだ白い物質が入っていますよね。
袋の上から指でつまむと、じんわりと水があふれてきます。
これまでにブーケタイプの定期便を配送してきて、「お花の鮮度を保つために十分な水分を持たせたいけれど、含ませすぎると水漏れしてしまう…」というのが大きな課題でした
お花の品質を守りながら配達トラブルを減らすために辿り着いたのが、この「花の恵」だったのです。
ところで、この白い物質の正体をご存知ですか?
「化学繊維のかたまりなのかな?」と思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実はこの白いものの正体はパルプで、成分の99%が食物繊維でできています。
植物生まれの素材なので、可燃ごみとして処分した際の二酸化炭素排出量を抑えることができます。
捨てる際は、ぎゅっと握って水気をよく絞ってから出してくださいね。水分量を減らし、乾燥させることで、焼却効率を上げ、より環境負荷を抑えることができます。
※保水材が入っている外袋はポリプロピレン製となります。
※ パルプを排水口にそのまま流すと詰まりの原因になることがありますので、ご注意ください。
定期配送を利用していると、いつのまにか届いた段ボール箱や資材が家にあふれているといったことありますよね。
「捨てればごみ・生かせば資源」というとおり、それらを適切に処分することで、リサイクルして資源を有効活用できたり、環境負荷を抑えることができます。
サブスクサービスは、あらかじめ発送する定期便の個数が分かっているため、それに見合った量のお花を仕入れ、資材を用意すればよく、ロス(損失)が抑えられるという利点があります。
「大量生産・大量消費・大量廃棄」を前提とした経済システムから、資源を保全・維持しながら、廃棄物の発生を最小化する循環型経済(「サーキュラー・エコノミー」)へ。
自然から生まれたお花をお届けしている私たちだからこそ、そのお花を育む地球に優しい循環をつくっていきたいと思います。
届いた箱を開けるひとときが、お花を愛でる喜びだけでなく、地球の未来に少しやさしくなれたような、そんな誇らしい時間になりますように。
お花だけでなく、それを包む資材にもちょっとだけ目を向けてみる。
今回の10チャレがそんなきっかけになれば嬉しいです。来週のお届けを、どうぞお楽しみに!
お届けしたお花の名前と花言葉が記載された「花材シール」。
10チャレ期間中は、環境に配慮した方法で仕入れたお花がどれかわかるように印をつけています!
ぜひシールをチェックして、普段のお花との鮮度の違いをご体感ください。
※ 花材シールの添付がないボリュームMiniは、公式サイトの「過去にお届けしたお花一覧」ページよりご確認いただけます。
(2026/10/8公開)

13日から「10days challenge(10チャレ)」のお届け期間がスタートしました!
今週の定期便は、もうお手元に届きましたでしょうか?
Vol.2でご紹介した、文字通りの「産地直送」で仕入れた新鮮なお花たち。
環境にやさしいだけでなく、お花そのものにも負荷が少ない仕入れ方法で、摘みたてならではのみずみずしさがぎゅっと詰まっています。
今回の10チャレでは、主にバラ、トルコキキョウ、そしてローズマリーやメラレウカといった個性派のグリーンたちを、ご協力いただいた生産者さんから仕入れて、定期便のお花に加えています。
日々たくさんのお花を見ているからこそ、まず「お花たちの表情の違い」に驚かされます。
ボリュームLite・Lite+・Basicに入るバラやトルコキキョウは発色が良く、艶やかで鮮やか。花びら1枚1枚にハリ・ツヤがあり、巻きも整っていて、「きれいに咲くぞ!」というお花たちの内なるパワーを感じます。
全ボリュームに入るグリーンは青々としていて、しなやかです。ローズマリーやメラレウカ、ラムズイヤーなど、もともと香りのある葉物たちは、爽やかで濃い匂いを漂わせ、ブーケの引き立て役には納まりきれないエネルギッシュな輝きを見せてくれます。

そして、なんといっても感じていただきたいのが「花もちの良さ」です。
収穫から仕入れまでの日数が短いこと、移動のストレス(輸送時の温度差、梱包の負荷など)が極力抑えられていること、これによって、定期便でご自宅に届いたあとも、長くお花を愛でていただくことができます。
もともとがストイックに、こだわりを持ってお花を育てている生産者さんばかりですので、その丹精込めたお花の魅力を最大限に生かした状態でお届けできることに、とても喜びを感じています。
✨ 10チャレにご協力いただいた生産者さんと「産地直送仕入れ」のお花
💐 「花材シール」をチェック!産直のお花を探してみてくださいね
「届いたお花のどれが産直のお花なんだろう?」
そう思われた方は、ぜひ一緒にお届けした箱に添付された花材シールをチェックしてみてください!
期間中、環境に配慮した方法で仕入れたお花には、名前の横に★マークをつけています。
普段のお花との違いをじっくり観察してみてくださいね。
※ 花材シールの添付がないボリュームMiniをご利用のお客様は、公式サイトの「過去にお届けしたお花一覧」ページよりご確認いただけます。
この期間だけ使用する 特別スリーブや、実はエコ素材だったいつもの保水材にもご注目ください!(詳しくは、Vol.3をご覧ください)

10チャレ期間中は、いつものお花を愛でる体験とともに、お花を取り巻く環境や未来について、心を寄せてもらえたら嬉しいです。
産直のお花のみずみずしさを楽しみつつ、お花のある豊かな時間をお過ごしいただけますように!
(2026/10/15公開)

花業界のSDGs活動「well-blooming project」の一環として、10月13日から始まった「10days challenge(略して、10チャレ)」。
無事に期間を終えることができました。
今回の取り組みを通して、お手元に届いた定期便のお花やエコ資材をご体験いただき、本当にありがとうございました!
今回の10チャレでは、お花の鮮度だけでなく、地球環境にもやさしい選択としてさまざまなチャレンジを行いました。
お花:
遠方の市場を経由せず、近隣の産地から直接お花を運び込む、文字通りの「産地直送」仕入れを行いました。収穫から出荷までの日数やお花にかかるストレスが軽減されることで鮮度を維持しつつ、トラック輸送にかかるCO₂(二酸化炭素)排出量を削減。また、段ボール箱などの輸送資材を減らし、再利用可能な簡易梱包にすることで、資源の節約にもつなげました。


スリーブ(透明フィルム):
定期便配送時の負荷からお花を守るスリーブを、自然に還る「生分解性フィルム」へ切り替えました。これにより、期間中で石油由来のプラスチックを約2kg削減(※一般的なレジ袋約250枚分に相当)することができました。


今回の10チャレで達成できた成果は、私たちにとって大きな前進ですが、同時にまだまだ限定的な取り組みにすぎないのも事実です。
世界のお花業界を見渡すと、環境への配慮やサステナビリティの意識において、日本はまだ遅れている部分が多くあります。
プラスチックやCO₂以外にも、栽培時のエネルギー問題や水資源、廃棄ロスなど、お花の生産から配送に至るまで、お花を取り巻く課題はたくさん存在しています。
「花を愛でるゆたかさを、未来に」
その実現のために、未だ取り組めていない課題にも目を向け、アクションを起こし続けていきたいと考えています。
10チャレは一度締めくくりとなりますが、お花を愛でる時間が、巡り巡ってお花の未来を守ることにつながっている・・・そんな心地よい循環を、これからもみなさまと一緒に作っていけたら嬉しく思います。
10チャレへのご参加、そして温かい応援を本当にありがとうございました!
(2026/10/22公開)
