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自然と科学的な品質管理で高品質のバラを栽培

お花を生産する人を訪ねて 2022.06.01

福岡県久留米市にある、楢原バラ園さんをご紹介します。

福岡県のお花屋さんで「バラなら、この人!」と名前がよく挙がる楢原バラ園の楢原 道博さん。
バラの花持ちの良さやボリューム感が人気の秘訣です。
脱サラをして現在33年間バラを育てているベテラン花農家さんです。

品質の高いバラを栽培する為に、ハウス内環境は温度・湿度の管理が徹底されています。
オランダでも使用されているシステムを取り入れており、パソコンでデータを見ながら二酸化炭素を自動で管理し、生育環境を確認しています。

植物は呼吸によって取り出されたエネルギーにより、生命活動が維持されます。
光合成は二酸化炭素が多く含まれる午前中に行われますので、ハウス内では二酸化炭素濃度を高めてバラの成育を促しています。

ロックウールに挿し木してあり、バラの苗が成長していきます。

以前は土耕栽培が主流でしたが、養液栽培を中心に安定した生産をしています。

バラ栽培を始めた当初はつい可愛がり過ぎて(手を掛け過ぎて)しまい上手くいかない経験があったので、ある程度バラの生育に合わせて自然に任せるのも大切なんだそうです。

この日はハウスの中が36度もあり、とても暑くてmedeluレポーターも倒れそうになるほどでした。
楢原さんもこの暑さの中命がけでバラの栽培を行なっており、改めて花を育てる環境の厳しさを感じさせていただきました。

自然と向き合う姿勢や過酷な環境の中でより美しいバラを作りたいという想いが高品質のバラ栽培に繋がっています。

バラの水揚げについても改めて教えていただけました。

「バラを買ったら20℃以上で雑菌が増えるので温度を大事にしてください。
毎日水替えをして何日かに1回は水切りをすると花持ちが良いですよ。
延命剤を使うのも花を長持ちさせるには良いので、お手持ちにある際は使ってみてくださいね。」

バラには品種によっては茎が曲がりやすいもの、花にシミが出来やすいもの、腐りやすいものがあります。
品種によって香りがなかったりと、イメージしているバラと違うこともあり、性質についても調べるのもバラの楽しみのひとつですね。

楢原さんから最後に・・
「1本でも食卓にバラを飾りたい!となればいいな。自分が作ったバラがどこのものか伝わり自分に感想が返ってくれば嬉しい」と想いを語ってくださいました。

一本のバラを育てる為にどのような環境で育てられているのか、生産者さんの想いを知ることでバラの見方が少し変わることができるのではないでしょうか。

ぜひ、届きましたバラを食卓に飾って今日はバラを愛でて過ごしてみてはいかがでしょうか。

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